2011年08月21日

 みらいもり遺産No.01:蔦沼 沼めぐりの小路


 今回からは森カテゴリーである【みらいもり遺産】第1号『蔦沼 沼めぐりの小路』のご紹介です。

 正直申し上げると、筆者は長い都会生活においてワーカホリックに陥り、田舎育ちでありながら青年期に自然と向き合うことができなかった。ゆえに残念ながら野山には詳しくない。唯一自然との接点は冬休日に必ず滑ったスノーボードです。近代化された設備で冬山をダイナミックに滑る爽快感。実家帰省中は八甲田山スキー場に何度も通い、そうこうするうちに八甲田山の奥深い魅力に惹き付けられました。

  「人生いつかは八甲田山(冬以外)をじっくり探索してみたい」本心からの願いでした。

 ところが人生わからないもので世界は不景気に、一時期体調もすぐれず筆者は田舎青森県へのUターンを余儀なくされました。そうです、チャンス到来です!!とびとびで細々働きながらも、平日休みやブランク時期は十和田・奥入瀬・八甲田へ、ワーカホリックだった頃の筆者には夢のような八甲田森林浴です。不思議と体調も復調し、身体的辛さに勝り心底から元気さがみなぎる感じでした。

 ご存知のとおり『八甲田山』は総称です。八甲田山エリアに属する『蔦沼(蔦温泉)』の存在は知ってはいたものの、『夜明けの紅葉の蔦沼』見たさで日の出前に家を出発しました。5時台に現地に到着、10月下旬といえど東京の冬を思わせるような寒さ。蔦沼って、どんなところだろう・・・なんて思いを巡らせながら木道を急ぎ足で歩く事5分、蔦の森の木々の向こうに静まり返った蔦沼が見え始めました・・・が!?

 蔦沼現地に到着すると沼沿いの木道は40〜50人のカメラマンや行楽客でいっぱいで驚きました。撮影ポイントなんかは当然埋まってますw オロオロしてる間に赤倉岳には朝日が差し込みはじめたので、定点撮影は止めに。筆者は長身でありながらカメラはレンズ部回転式液晶ファインダー。ここはプチノーファインダー撮影と決め、両手を高々と上げ各々のカメラマンの頭上で何とかカメラに収めることができました。ふぅ〜・・・



紅葉の蔦沼と赤倉岳
紅葉の蔦沼と赤倉岳。
紅葉シーズン、光が差し込む瞬間の真っ赤に染まる赤倉岳と蔦沼を求め、多くのカメラマンが訪れる。



 じゃ帰ろうか、と帰路途中の掲示板を見ると『沼めぐりの小路』?
何だ?聞いてないぞ(誰に? 一人ツッコミ;)・・・
6つの沼を散策できるらしい・・・これは巡るしかないな・・・

 早朝の散歩は身体に良いし(反時計まわりに)蔦沼〜鏡沼〜月沼〜長沼〜菅沼〜瓢箪沼、と後半になり運動不足の足が上がらなくなるも気合いで巡った。
※朝露などで、小路の一部が泥状態になっている可能性があります。長靴や汚れても良いトレッキングシューズでの散策をオススメします。



紅葉の蔦沼 沼めぐりの小路
紅葉の蔦沼の森の美しさに、重い足取りもふっと忘れる沼めぐりの小路。



紅葉の蔦沼 沼めぐりの小路
紅葉の蔦沼 沼めぐりの小路。
朝日が差込む紅葉の沼めぐりの小路の自然には、素直に感動した。



紅葉の瓢箪沼
紅葉シーズン同日の瓢箪沼。
小さい沼は蔦の森小宇宙を魅せてくれる。



しかし一つひとつの沼は個性があり美しく、それぞれの沼に辿り着くと足の重さを忘れさせてくれる。さらにそれらを繋ぐ朝目覚めたばかりの小路は、ブナの原生林と暖色の落ち葉絨毯、沼や地中から流れ出る透明な沢水、そして沼面の鏡に映し出される蔦の森とまるで油絵のアートの世界・・・確信しました、ここは奇跡の森の一つなんだと。なんででしょうか、また知らず知らずに涙がでていました。

 もう一つ残る、蔦七沼『赤沼』の楽しみは次にとっておこう。



 次回は【みらいもり遺産】『田代平高原 七時雨山』のご紹介です。



【青森県編】はこちら♪
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【ぴこたんぐ遺産】一覧はこちら♪
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posted by ©ぴこたんぐ at 11:34| Comment(0) | ぴこたんぐ遺産
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